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5億年待った念願の対バンが実現して無事死んだオタクの話 〜シャチにボイメン会いにおいで〜

2021.5.16 ライブナタリー

「TEAM SHACHI 〜シャチにボイメン会いにおいで〜」

 

 

ついに実現してしまった。マジで待ってた。生きててよかった。本当に心の底から待ってた夢の対バン。本当によかった。死ぬかと思った。配信だったけど、そこはもうZEPPだった。

 

これを書いている私、名古屋発のガールズグループであるTEAM SHACHIと、”名古屋の町おこしお兄さん”BOYS AND MENの兼業オタクをしている。

 

長引くコロナや生活環境の変化、遠征が難しい現状、推しの活休などなど、、

様々な影響を受け、オタクとしてのモチベーションの維持が難しくなっていた今日この頃。私の目の前に一筋の光が差した。

 

 

推しと推しの対バンが決まった。

 

 

信じられなかった。マジ???夢じゃないよね???ツイッター一生スポスポした。TLの先頭から消えない公式からのツイート。夢じゃない。ガチじゃん。マジの対バンじゃん。

 

双方のメンバーを除けば、この世界中で誰よりも一番この対バンを待ち望んでいたのは私だと胸を張って言える。それぐらい待ってたこの対バン。

前日までも、当日も、何なら1週間たった今でさえ興奮が冷めやらない。マジで絶対忘れたくない。すべての瞬間記憶に残しておきたい。ということで興奮のままにここに対バンの感想を書き殴っていく。

(以下本文中はそれぞれ”シャチ”、”ボイメン”と書きます。個人名も出来る限りわかるように書きます。)

 

 

 

1.TEAM SHACHIとBOYS AND MEN、何が最高か

ライブの感想をあげていく前に、この2組について少しだけお話したい。2組のオタクをしている人間としては、共通する特徴としてこの3つがあると思っている。

 

①名古屋を拠点に活動

②ライブや楽曲に並々ならないこだわりがある

③グループとしての温度感

 

①はもはや言わずもがな。これからお話ししていきたいのは②と③。

 

○ライブや楽曲へのこだわり

ライブ中にも何度かメンバーが言ってたけど、シャチは「筋肉痛にするライブ」、ボイメンはとにかく「アチアチなライブ」が特徴のグループ。これまで2組のライブを見てきて、漠然と「言葉は違えどほぼ同義、でも少しだけ方向性が違っている」みたいな印象だった。

 

ここで一旦当日のセトリを確認してみる。

 

抱きしめてアンセム

〈オープニングトーク

どえりゃあ JUMP!

D .T .G

BOYS AND MEN 夜露四苦

(mc)

ニューチャレンジャー

進化理論

炎・天下奪取

(mc)

Oh Yeah

〈MC、ゲームコーナー〉

首都移転計画

JUMP MEN

(mc)

JIBUNGOTO

進化理論

Rocket Queen

(mc)

START

AWAKE

乙女受験戦争

DREAMER

〈MC〉

帆をあげろ

〈エンディングトーク

 

とりあえずセトリを改めて見て一言うとしたらこれしかないと思う。それにこれ、たぶんどっちのオタクも思ったと思う。

 

セトリ、ガチすぎん?????

 

全体通してお互いの”熱さ”がわかりやすく出てるセトリだと思う。ボイメンパートは「どんな時でもとにかく力強く引っ張り上げてくれる」ような”熱さ”、シャチパートは「とにかくなりふり構わず先にいくからついて来てね!」みたいな”熱さ”が120%どころかもっともっともっと出てて安定に最高に好きだった。

 

逆にコラボパートでは、お互いの近いけどちょっと方向性の違う”熱さ”が、組み合わさればこんなになるんだっていう衝撃がかなり大きかった。

両方好きなだけに、たぶん他の人たちよりも期待値高かったけど、自分の期待のはるか上をかすめてって本当に圧倒だった。会場にいるわけでもないのに一生鳥肌立ちまくり。

会場であれ見てた人たち今本当に生きてる???大丈夫???

 

 

○お互いの空気感

正直この2組、めちゃくちゃ似てると思う。

仲が良いというか、わちゃわちゃ感というか、楽しくなりすぎて収拾がつかなくなるようなことが少なくないと思う。

実際、MCのパートでは全編通してみんな楽しそうにはしゃぎ倒してたのが印象深い。念のため断っておくけど、最年長と最年少では10個歳が離れている。

 

そもそも私がボイメンにハマるきっかけは何だったかというと、まだシャチがチームしゃちほこだった頃に見た、2組が仲良さそうにしている映像だったりする。

それまで「何となく知ってるけど何かヤバそう」なグループだったボイメンが、一気に親近感の湧く近所のお兄ちゃんみたいなイメージに変わった瞬間だった。

 

ニヤニヤ楽しそうにかまってくれるヤンファイお兄ちゃんと、ニコニコその様子を見てる誠、めいっぱいかまわれてるシャチの妹感みたいなものにオタクは弱い。

普段は末っ子の賢ちゃんが(実際お兄ちゃんなんだけど)頑張ってお兄ちゃんぶってるのとか、勝さんとかゆーちゃむがゆずちゃん、ほのちゃんって呼んでるのとか、正直めっっっっっっっっちゃしんどかった。何あれ。もっと見たい。

 

さらに2組の絡みを見ると毎回思うのがこれ。

 

男子工業高校の集団と近隣の共学のJK?????

 

実際ボイメンは他の男性グループと比較した時に工業高校っぽいと言われることが多いけど、シャチと絡んでいる時は本当に”それ”でしかない。ゲームコーナー前のMC、どんどんボイメンからメンバーが消えていく辺りとかまさにそれ。

 

変な話、歳が離れていても同じように盛り上がれるってなかなか難しいことだと思う。私はシャチのメンバーと同い年だけど、正直見てて若いな…と思うことが多い。きゃぴきゃぴしてるシャチのメンバーと同じノリで盛り上がれるボイメンのポテンシャル、マジですごい。若すぎる。何で?

 

 

 

2.ここが良かったシャチにボイメン

ここから一旦セトリをなぞって振り返っていく。

(これを見返して毎回新鮮な気持ちで良かったなと思いたいのでめちゃくちゃ真剣に書くけど、大体好きと最高しか言ってないし圧倒的に早口オタク構文。語彙もない。)

 

○抱きしめてアンセム

しょっぱなから鳥肌止まらん。ありがとう世界。光を背負って出てくる12人、言葉にならん。はちゃめちゃのめちゃくそに良かった。

アンセムってオタクだろうとそうでなかろうと絶対に楽しめる間違いがない曲だし、絶対に沸かすぞって本気を感じて最高に沸いた。好きすぎて画面の向こうで泣きながら踊った。

ステージ上で12人とブラス民が一斉に踊ってる迫力がすごくてめちゃくちゃ興奮した。

シャチの曲って全体的に高いのに、元キーで頑張って歌ってくれてたのがすごくリスペクトを感じて嬉しかったし、ボイメンめちゃくちゃかっこよかった。

 

本当にびっくりしたのが2番サビ「だから近づいてる」の本ちゃん

結構声張りがちなところだけど、めっちゃしっかり声出てて本当にびっくりした。他のメンバーめちゃくちゃ辛そうなのに???マジ???もともと伸びやかな歌声の本ちゃん。やとしてもそれしっかり出し切れるのすごすぎん???

 

あとは言うまでもなく、落ちサビのゆずきと勇翔くん

何というか本当にもうすごい。宗教。国一つ建国してたし、世界の全てあの瞬間で救われた。マジで勇翔くんはここぞって時のステージ上での存在感が圧倒的すぎる。そして何よりあのパートでのゆずきの声も歌も表情も何もかもが、もうこの上なく良かった。

あのパートにあれだけ力を持たせられるのは、正直あの2人しかいないなと思う。ここのパートを2人にしてくださった方を一生信奉して生きていきたい。

 

初手でこんな贅沢なものがくる喜びとかワクワク感とか本当にこれ以上のものはないし、マジで鳥肌だったし、その瞬間から配信見てた人も間違いなく全員ZEPPにいた。

あとこれは配信だからこそ良かったなと言えることかもしれないけど、ペンライトの色的に普段シャチのライブだとないカラフルさ。それ含めすごく楽しかった。

 

 

○ボイメンパート

ボイメンのライブ久しぶりだったけど、引くほど熱くてマジで笑ってた。

とにかく熱かったし、勢いがすごかった。本人たちの汗の量、猛暑???って感じだった。いいから黙ってとにかくついて来いみたいな何かを感じた。最高。

 

「ライブ中一生踊ってる」「適応が速すぎる」でお馴染みのタフ民。そこに踊れる曲をバチボコにぶつけてくる感じ、マジで真っ向勝負って感じですごかった。ガチマジのマジでタフ民とボイメンのタイマン。すごい。

それはそうと改めて冷静になるとシャチに比べたら大人しいとはいえ、普段声出してこれに付いてってるボイメンのオタクもめっちゃ元気だよね。ボイメンのオタクもタフ民だよ(違うよ)。

 

あとボイメンの曲って熱いしどれもまぁすごくメッセージ性が強い。その中でも特に強いのを畳み掛けてきてるなという印象だった。

このご時世色々ある中で「絶対負けるな」とか前向きを煮詰めまくったような曲を、そのままドストレートに伝えられるのすごいなとどこか感心しながら見てしまった。何より今彼らの熱さとか色々なもので歌詞の説得性が増しに増しまくってる。すごい。

みんなが心のどこかでかけてほしいと思ってる言葉をそのまんまくれたような選曲。改めてすごくカッコいいし、マジでライブが上手い。すごい。好き。

 

衣装の話をすると、個人的にどえりゃあの学ランがゴテゴテでめちゃくちゃ好きだし、舞台映えがすごくてやっぱり迫力があるし最高だった。

シャチが着替えてきてから変形衣装異種格闘技戦みたいになっててちょっと笑った。

 

 

○シャチパート

比較的知名度の高い曲を織り混ぜつつ、しっかりがっつり普段のシャチのライブだった。こんなんできる???最高すぎん???めちゃくちゃ好き。

 

一旦落ち着いたタイミングで休憩してね〜っていうやつも毎回恒例だけど、改めて考えるとめちゃくちゃ優しくて良くて好きだなと思った。ほっこりするよね。

また見ない間に4人ともレベルアップしてたし、4人とも超絶コンディション良さそうだった。

諸々考えてもあの日初めてシャチに出会って、これから知っていく人が正直羨ましすぎる。私も記憶消してもう一回はじめから出逢いたい。

 

終わって冷静になるとボイメンはやってた自己紹介曲を、シャチはやってないことに気付く。これ純粋に彼女たちのステージそのものが彼女たちの名刺になり得るということで、改名してからのプレイスタイルそのものが出てるなと思ってすごい誇らしくなった。

実際ボイメンのオタクでも対バン後シャチにメロメロになっている方が、たくさんTwitter上で確認できて、純粋にめちゃくちゃ嬉しい。どうしよう、また推したちのことを好きになってて困る。

 

シャチの衣装って改名前も改名後も全部かわいくて好きなんだけど、JIBUNGOTOの衣装個人的に特に好き。

変形だけどめちゃくちゃ女子受けのいい衣装だと思うし、最近のよく着てる衣装の数々からあえてあれを選んだのだとすると、確実にボイメンのオタクを狙い撃ちしててマジで最高。

 

 

○帆をあげろ!

最後にブチ上げるの最高に好きだった。終わりたくない。すごい。

何度も言うけど、あの人数がステージ上に揃うと壮観すぎる。学ランで揃えててオープニング以上に一体感がすごいし、迫力しかない。

何よりも全員アドレナリンバチバチでめちゃくちゃ楽しんでるのが目に見えて、マジでこれで最後?一生やろう、マジで終わりたくないの気持ちしかなかった。

これも元キーでいっててお互いにリスペクトを感じて死んでたし、合わせてオラついてるシャチ本当に可愛かった。

 

辻くんとジャンプ勝負してるハルと、ニコニコノってる辻くんの親和性の高さ。

間奏の腕回すところで向かい合って楽しそうなゆずきとタムタム

勝さんのセリフもらって頑張ってるなおちゃんと、色々教えてくれた勝さん。

落ちサビの最後、ほのかのセリフのところで、隣でほのかに捧げてる賢ちゃん。

これ総じて全部平和すぎてすごい微笑ましく見てしまった。世界平和。すごい。

 

個人的にはセリフパート、ニコニコしながら なおちゃんのこと上げてるほのかと、

上で平気な顔しながらたぶんちょっとドキドキしてたなおちゃん、

それを何ともないようなふりして支えながらちょっと誇らしげなハル、ゆずき。

あの瞬間を見てもらったらマジでシャチがどんなグループか分かるなとなった。

 

最後の最後の瞬間まで12人が楽しんでる様子が見れて、めちゃくちゃ幸せだったし、何より見てる側が楽しかったし、現場でこれ見てる人絶対楽しすぎて何人か死んでると思う。

12人での贅沢フォーメーションも、最後の全員の立ち絵も全部贅沢すぎて、マジで記憶から消したくない。すごい。正直終わる前のテンションではなかった。

 

 

○MC全体とその他いろいろ

正直言いたいことが多すぎるので印象に残ったことだけメモ。

・今日だけタムタム製特別バージョンの挨拶のシャチと、言い切れてないボイメン

・早急にステージから消されるタムタム

・賢ちゃん「みんな家族!!!!!!!!!」(圧)

・執拗にシャチと同じ衣装を作ってもらいたがるゆーちゃむ、タムタム

・タフ民の対応力がすごいの流れでの本ちゃん「次はボイファミの番だぜ?」(かっこいい)

・ニコニコちゃん(秋本帆華)がニコニコちゃん(平松賢人)を「ニコニコちゃん☺️」って呼ぶ世界

・次々と消されていくボイメンメンバー

・よしぴちゃん「隠れて改造バイクって呼ばれとるって」

・ゲーム以外一生喋らずBOYS AND MEN夜露四苦での伏線を無事回収していく勇翔くん

・アホの青「若者に負けるわけにはいかないよ、頭脳だけは」

・自分にゆかりのある地を次々に上げていくボイメン(かわいい)

・最前のオタクに見える?って確認取る賢ちゃん(かわいい)

・そもそも古今東西下手すぎる推し

・ひたすら咲良菜緒に甘いタフ民

・ほのか「どういう人ですか?」

・カモメと白鳥とカラス

・勝さん「まぁ、本当に俺のおかげだね、(にこやか)」

体幹が試されるフォトセッション

・勝さん「夜露四苦ぅ〜!」シャチ「よろしく〜〜〜!(きゃぴきゃぴ)」

・辻くん「じゃぁみなさんガンつけてくださ〜い」

 

 

3.最大最高の感謝を12人に

マジで死ぬほど待ってたし、切実にやってほしかったし、でも本当に実現するとは思ってなかったし、決まった時は本気で夢かと思った。

 

実際コロナや色々な事情があったと思うし、直前まで開催が危ぶまれるようなこともあった。それでも実現できて、あまつさえ配信まで準備されていて、総じてこんなに幸せで良いんだろうかという気持ちなのが正直な感情みたいなところはある。

 

準備段階から大変だっただろうけど、12人がみんな楽しそうにしてくれていて、それが見られただけでもオタク冥利に尽きるし、終わってからもSNSを通してメンバーの口から楽しかったと言っているのが聞けて、本当に世界で一番幸せだなと思った。

 

正直なことを言うと、今までボイメンとシャチのオタクしてるんです!コラボしてほしい!仲良いの嬉しい!ってちょっと言いづらいなと思ってる節もあった。

でも今Twitterをみればお互いに、めっちゃ良い!!!って言い合ってるオタクに溢れてるし、こうやって”なごやのオタクの輪”が広まっていくのが純粋に嬉しい。本当にすごくすごく嬉しい。生きててよかった。推しててよかった。

 

現地で見れなかった寂しさとか、口惜しさとか色々あるけど、配信のアーカイブを毎日擦り切れるくらい見てる今の状態を考えると、たぶん当日入ってたら感動しすぎて訳わからんくなって勢いで仕事辞めてたかもしれない。

それぐらい衝撃と感動と色々な感情がごっちゃまぜで本当に言葉にならないものがある。

 

メンバーみんな念願だったとか、ツアーやりたいとか、コラボ曲やりたいとか、聞けば聴くほど、全部全部やりたいよねわかる!!!!!!!って感じ。

絶対2回目もやりたい。2回目どころか3回目も4回目も5回だって10回だってやりたい。

(5回、10回までいくとさすがにありがたみ薄れるかな)

 

本当に楽しかった、幸せだった、でも今度こそ現地で見たい、何が何でも絶対行く、死ぬまで歌って踊って声出してってしたい、本音を言うと次があれば13人でできるといいな、

1週間経ってるけど未だにいろいろな感情でいっぱいすぎる。

最高に楽しくて最高に愛しくて大好きな2組13人での対バンだった。

 

 

多忙な中レッスンや色々な準備をしてくれたメンバーのみなさん

色々と大変な中で開催してくださったナタリーをはじめ関係者のみなさん

現場でしっかり盛り上げてくれた各界隈のオタクのみなさん

本当にありとあらゆることに感謝したい。

弱いオタクでごめん!私もがんばるナ!

 

マジで嬉しい。本当に生きててよかった。

アーカイブ消えるまであと1週間。100回でも1000回でもスマホ擦り切れるまで見ちゃうもんね〜!グッズ届くのも本当にめちゃくちゃ超絶楽しみ〜!終わってからもいろんなことが楽しみですごく嬉しい!あらゆることにありがとう!

 

微力ながらもこれからも応援しようって気持ちが強くなった対バンでした。

絶対絶対また見たい!絶対に首都移転計画も実行しような!だいすき!

 

 

 

長文失礼しました!読了感謝!